デジタル遺産の整理方法と注意点まとめ
「デジタル遺産を整理しておかないと、家族が困るかもしれない…」
そう感じたことはありませんか?
ネット銀行や電子マネー、動画配信の月額サービスなど、今の時代は目に見えない財産がたくさんあります。
もし何も整理していないと、残された家族がどこに何があるのか分からず、手続きに追われてしまうことも少なくないです。
この記事では、デジタル遺産の整理を今日から始められるよう、確認すべきことと具体的な手順を順を追って説明します。
デジタル遺産の整理が必要な理由とは

「デジタル遺産」と聞くと大げさに感じるかもしれませんが、実はあなたのスマホの中にもたくさんあります。
ここでは、なぜ整理が必要なのか、放置するとどうなるのかを具体的に見ていきましょう。
ネット銀行や電子マネーは通帳がないから家族が見つけられない
紙の通帳がある銀行口座なら、家族が遺品を整理するときに見つけられます。
しかし、ネット銀行や電子マネーには通帳がありませんよね。
スマホの中にしか情報がないので、ログインできなければ存在にすら気づいてもらえません。
実際に、亡くなった方のネット銀行口座が見つからず、遺産として受け取れなかったというケースもあります。
金額の大きさに関係なく、「ここにお金がある」という情報を残しておくことが大切です。
家族に余計な苦労をかけないためにも、まずはどんなサービスにお金を預けているか把握しておくのが第一歩です。
月額サービスの放置で亡くなった後も課金が続くケースがある
動画配信や音楽アプリ、ニュースの有料会員など、月額で引き落とされるサービスは意外と多いものです。
本人が亡くなっても、解約手続きをしないかぎり自動で引き落としが続きます。
クレジットカードが止まるまで数か月かかることもあり、その間ずっと課金されてしまうのです。
家族が解約しようにも、どんなサービスを使っていたのか分からなければ手の打ちようがありません。
月に数百円のサービスでも、積み重なれば負担になりますし、何より「どこから手をつけていいか分からない」状態は、家族にとってつらいところです。
デジタル遺産を整理する前に確認しておきたい3つのこと
いきなりすべてを整理しようとすると、途中で嫌になってしまいがちです。
まずは整理に取りかかる前に、押さえておきたいポイントを3つ確認しておきましょう。
自分が使っているサービスの全体像を把握しよう
最初にやっておきたいのは、自分がどんなサービスを使っているかの棚卸しです。
- ネット銀行
- 電子マネー
- 通販サイト
- 動画配信
- SNS
上記のように、思いついたものを紙やスマホのメモに、どんどん書き出してみてください。
完璧にリストを作る必要はなくて、「ああ、こんなに使っていたんだ」と気づくだけで十分です。
全体像が見えると、次に何を整理すればいいか自然と分かってきますよ。
金銭が絡むものとそうでないものを分けて考える
書き出したサービスの中でも、お金に関わるものを優先して整理するのがおすすめです。
たとえばネット銀行、証券口座、電子マネー、クレジットカード紐づきの月額サービスは、放置すると家族に直接影響が出ます。
一方で、SNSやメールアカウントなどは、急いで整理しなくても大きな問題にはなりにくいものです。
すべてを一度に片づけようとしなくて大丈夫です。
まずは「お金が動くもの」だけに絞ると、やるべきことがはっきりして取りかかりやすくなります。
パスワードやログイン情報の残し方を決めておく
整理した情報を残すとき、一番悩むのがパスワードの扱いじゃないでしょうか。
紙に書いてしまうと紛失や盗み見のリスクがありますし、スマホのメモだとロックが解除できないと見てもらえません。
大切なのは、パスワードそのものを全部書くかどうかより「この情報はここに保管してある」と家族に伝わる状態にしておくことです。
たとえば「銀行口座の情報は○○に書いてある」と一言伝えておくだけで、家族の安心感はまったく違います。
残し方のルールを先に決めておくと、あとの整理がスムーズに進みますよ。
今日から始められるデジタル遺産の整理5ステップ
ここからは、実際にデジタル遺産を整理する手順を見ていきます。
特別な道具は必要なく、スマホとちょっとした時間があれば始められます。
スマホのアプリ一覧を開いて使っているものを書き出す
まずはスマホの画面を開いて、インストールしているアプリをざっと確認してみてください。
「これは毎日使っている」「これはもう使っていない」と仕分けするだけでOKです。
特に注目したいのが、お金の管理やショッピングに使っているアプリ。
ネット銀行、証券会社、電子マネー、通販サイトのアプリがあれば、メモに書き出しておきましょう。
この作業は5分もあれば終わるので、思い立ったときにサッとやれるのがいいところです。
クレジットカードの明細から月額サービスを洗い出す
次にやってほしいのが、クレジットカードの利用明細のチェックです。
過去2〜3か月分の明細を見返すと、毎月引き落とされている月額サービスが一目で分かります。
動画配信、音楽アプリ、ニュースサイト、ゲームの課金など、「あ、これまだ契約してたんだ」と気づくものが出てくるかもしれません。
不要なサービスはこのタイミングで解約してしまうと、節約にもなって一石二鳥です。
明細は紙でもアプリでもいいので、月額で引き落とされているものをリストにまとめておきましょう。
整理した情報を安全な場所にまとめて保管する
書き出した情報は、1か所にまとめて保管しておくのが大事なポイントです。
紙のノートに書く方法もありますが、更新のたびに書き直すのは手間がかかりますよね。
エンディングノートアプリを使えば、スマホからいつでも情報を更新できて便利です。
ただし、アプリを選ぶときは個人情報の保存先に注意してください。
インターネット上にデータが保存されるタイプだと、情報が漏れるリスクがあります。
たとえばモシモのエンディングノートなら、すべてのデータがお使いのスマホの中だけに保存されるので、ネットに個人情報を預ける心配がありません。
整理した情報を家族に伝えるにはどうすればいいか

デジタル遺産をせっかく整理しても、その情報が家族に伝わらなければ意味がなくなってしまいます。
ここでは、整理した情報を確実に届ける方法を考えていきましょう。
口頭だけでは伝わらない。記録として残す方法を選ぼう
「スマホに全部入っているから」と口で伝えるだけでは、いざというとき家族が困ってしまいます。
記憶に頼らず、書面やデータとして残しておくのが安心です。
たとえばエンディングノートに書いておけば、どこに何があるか家族がひと目で確認できます。
書き方は難しく考えなくて大丈夫です。
サービス名と簡単なメモだけでも、何もないよりずっと助かります。
大切なのは「完璧に書くこと」ではなく「存在を知らせること」です。
個人情報をネットに預けたくないときの選択肢
銀行口座やパスワードの情報をまとめるとなると、個人情報の取り扱いが気になる方も多いはず。
ネット上のサービスに預けるのは不安という気持ちは、とても自然なことです。
そんなときは、データを自分のスマホの中だけで管理できるアプリを選ぶと安心です。
モシモのエンディングノートは、ログイン不要でインターネットへの送信が一切なく、すべての情報がお使いの端末の中だけに保存されます。
書いた内容はPDFで出力できるので、紙に印刷して家族に渡すこともできますよ。
「ネットに情報を上げたくない」という方にこそ、試してみてほしい方法です。
デジタル遺産の整理は家族を守る小さな行動から始まる
デジタル遺産の整理は、使っているサービスを書き出すところから始められます。
ネット銀行や月額サービスなど「お金が動くもの」を優先して、スマホのアプリ一覧やクレジットカードの明細から洗い出すだけでも立派な第一歩です。
整理した情報は安全な場所にまとめておき、家族に「ここに書いてあるよ」と伝えておくだけで、いざというときの安心感がまるで違います。
全部を一度にやろうとしなくて大丈夫です。
モシモのエンディングノートなら、ログインもネットへの情報送信も不要で、思い立ったその瞬間から書き始められます。
今日5分だけ時間を取って、スマホに入っているアプリを眺めるところから始めてみませんか?
