エンディングノートを無料で始める方法|選び方と注意点
「エンディングノートを書いてみたい。でも、お金をかけずに始められるものってあるの?」そんなふうに感じていませんか?
実はエンディングノートには、無料で使えるものがたくさんあります。
ただ、種類が多いぶん「どれを選べばいいか分からない」と迷ってしまうのもよくあること。
この記事では、無料のエンディングノートを3つのタイプに分けて整理し、選び方から書き始めるコツまで順を追って説明しますね。
エンディングノートは無料で始められる?3つのタイプを比較
エンディングノートと聞くと、書店で売っている立派なものを思い浮かべるかもしれません。
でも実は、お金をかけなくても始められる方法がいくつかあります。
大きく分けると「冊子」「ダウンロード」「アプリ」の3タイプです。
冊子タイプは自治体や葬儀社で手に入る
お住まいの市区町村の窓口や地域包括支援センターでは、無料のエンディングノートを配布しているところがあります。
葬儀社が主催するセミナーに参加すると、もらえることも多いですね。
冊子タイプの良さは、手に取ってすぐ書き始められるところ。
パソコンやスマホに慣れていない方でも、ペンさえあれば大丈夫です。
ただし、書き間違えたときの修正がしにくかったり、保管場所に困ったりする面もあります。
家族構成や資産状況が変わったとき、書き直すのがちょっと面倒に感じるかもしれないですね。
ダウンロード型はPDFやExcelで自由に編集できる
インターネットで「エンディングノート 無料 PDF」と検索すると、たくさんのテンプレートが見つかります。
法務省が公開しているものや、自治体が作成したPDF、Excel形式のテンプレートなど種類もさまざまです。
パソコンで入力できるので、書き直しも手軽にできるのがうれしいポイント。
一方で、ファイルをどこに保存したか分からなくなることがあります。
印刷して紙で残すこともできますが、データの管理は自分でしっかりやる必要があります。
アプリ型はスマホひとつで手軽に管理できる
最近はスマホやパソコンで使える無料のエンディングノートアプリも増えてきました。
入力フォームに沿って項目を埋めていくだけなので、「何を書けばいいか分からない」という方でも進めやすいのが特徴です。
データの更新もその場でできるので、生活状況が変わったときにもすぐ反映できます。
ただ、アプリによってはインターネット上にデータが保存されるものもあるので、個人情報の扱いには気をつけたいところ。
口座情報やパスワードなど大事な情報を預ける先は、しっかり確認しておきましょうか。
無料のエンディングノートを選ぶときに確認したい3つのポイント
無料のエンディングノートはたくさんありますが、どれでも同じというわけではありません。
自分に合ったものを選ぶために、3つの視点からチェックしてみてください。
個人情報の保存先はどこか
エンディングノートには、口座番号やマイナンバーの保管場所など、とても大事な情報を書き込みます。
その情報がどこに保存されるかは、最初に確認しておきたいポイントです。
インターネット上に個人情報が送信されるものもあります。
万が一サービスが終了したら、データがどうなるかも気になりますよね。
「ネットに個人情報を預けたくない」という方は、スマホやパソコンの中だけでデータを保存するモシモのエンディングノートのようなローカル型を選ぶと安心です。
書いた内容を更新・修正しやすいか
エンディングノートは一度書いたら終わりではなく、定期的に見直すもの。
引っ越しや転職、家族構成の変化など、更新したくなるタイミングは意外と多いです。
紙の冊子だと修正のたびに書き直す手間がかかります。
デジタル形式なら上書きするだけなので、手軽に最新の状態を保てますよ。
家族に渡す方法があるか
せっかく書いたエンディングノートも、家族に伝わらなければ意味がなくなってしまいます。
PDF出力やデータの書き出し機能があるかどうかも、選ぶときに見ておきたいところ。
紙で手元に残しておきたい方はPDF出力対応のものを選ぶと、印刷して保管できます。
データのバックアップができれば、端末が壊れたときにも安心ですね。
エンディングノートに書いておきたい5つの項目
ここでは、実際にどんな内容を書けばいいのかを整理していきます。
全部を一度に埋める必要はないので、書けるところから始めてみてください。
基本情報と資産の一覧
まず書いておきたいのが、氏名・生年月日・本籍地などの基本情報です。
あわせて、銀行口座や保険、年金の情報もまとめておくと、家族が手続きをするときに大きな助けになります。
通帳の保管場所や、ネットバンキングのログイン情報なども書いておくと親切ですね。
こうした情報は家族にとって一番必要なのに、本人以外は分からないことがほとんど。
ここを整理しておくだけでも、残された人の負担がぐっと軽くなります。
デジタル遺産の整理
今の時代、SNSアカウントや月額サービス(動画配信や音楽アプリなど)、スマホのロック解除方法なども立派な「遺産」です。
特にサブスクは、本人が亡くなった後も自動で課金が続いてしまうことがあります。
利用しているサービスの一覧と、解約に必要な情報をまとめておくと安心。
パスワードそのものを書くのが心配な方は、「ヒント」や「保管場所」だけでも十分役に立ちます。
家族へ伝えたいメッセージ
資産や手続きの情報だけでなく、家族への感謝や自分の希望を書く欄も大切にしてほしいところ。
葬儀のスタイルやお墓のこと、遺影に使ってほしい写真の場所など、自分の気持ちを形にしておくと家族も迷わずに済みます。
「大げさなことを書かなきゃ」と身構える必要はありません。
「ありがとう」のひとことだけでも、受け取る側にはとても大きな意味があります。
「書けない」を防ぐ無料エンディングノートの始め方
エンディングノートを始めようと思っても、いざペンを持つと手が止まってしまう。
そんな経験、ありませんか?
書き出しのハードルを下げるコツを紹介しますね。
完璧を目指さず1項目だけ埋めてみる
最初から全部埋めようとすると、どうしても気が重くなります。
まずは自分の基本情報だけ、あるいは家族へのメッセージだけでも大丈夫です。
私も実際にやってみて、最初の1項目を書いたら気持ちが軽くなりました。
「とりあえず名前と生年月日だけ」でも、それが立派な第一歩。
完璧じゃなくていいので、今日できる小さなところから始めてみてください。
定期的に見直すタイミングを決めておく
エンディングノートは「書いて終わり」ではなく、生きている間ずっと更新していくものです。
年に1回、誕生日や年末年始のタイミングで見直すと決めておくと忘れにくくなります。
生活が変わったとき、たとえば引っ越しや退職のタイミングも見直しどきです。
デジタル形式のノートなら更新も手軽なので、見直しの負担も少なくて済みますよ。
自分に合った無料エンディングノートで小さな安心を手に入れよう
この記事では、無料のエンディングノートを「冊子」「ダウンロード」「アプリ」の3タイプに分けて紹介しました。
選ぶときのポイントは、個人情報の保存先、更新のしやすさ、家族への渡し方の3つ。
そして何より大切なのは、完璧を目指さず、書けるところから始めること。
「大事な情報をネットに預けたくない」「ログインなしで気軽に始めたい」と感じるなら、スマホやパソコンの中だけで完結するモシモのエンディングノートを試してみてください。
データはすべてスマホやパソコンの中に保存されるので、外部に情報が漏れる心配がありません。
今日の5分が、あなたと家族の安心につながります。